プリント方法について
Tシャツのプリントといえば、シルクスクリーンが一般的ですが、現在では、さまざまなプリント方法が登場しています。どのプリント方法にも長所・短所があり、どれが“いちばん”とは言えませんが、当店では、デザインに応じて、トナー転写とカッティングシートの2つの方法を採用しています。 |
トナー転写 |
Tシャツにプリントしたいデザインをコピー機やレーザープリンタで専用の用紙に出力し、それをプレス機でTシャツに転写するというものです。この方式の最大の特徴は、写真や繊細なイラストといったフルカラーのデザインを忠実にプリントできるところ。これまでの他のプリント方法や家庭用のアイロンプリントと比べても、格段に美しくプリントすることができます。転写紙によるいわゆる「貼った」感も、白(淡色)Tシャツへのプリントでは、ほとんど気にならないレベルにまで改善されています。 堅牢性という面では、残念ながら、シルクスクリーンには及びませんが、日常的な使用においては全く問題ありません。 ※(財)日本紡績協会による洗濯堅牢度テストで4~5級(最上級)をクリアしています。 |
カッティングシート |
着色されたシートを、カッティングマシーンでプリントしたいデザインの形に切り抜き、ヒートプレスで加熱・圧着するというプリント方法。写真やカラーのイラストをプリントすることはできませんが、ロゴマークや文字、単色のイラストのプリントには最適です。ユニフォームのチーム名や背番号の多くは、この方法でプリントされています。 耐久性にすぐれ、色褪せやにじみなどの心配がありません。また、最近では、起毛素材やラメ、反射、蓄光素材などさまざまなアイテムが登場し、表現の幅も広がっています。 |
Tシャツを長く着ていただくための取り扱い方法 |
洗濯時のご注意 |
■洗濯の際は、水を使用してください(温水の使用は適しません)。 ■洗濯用合成洗剤(弱アルカリ)をご使用ください。 ■蛍光増白剤が入った洗剤、漂白剤、柔軟剤のご使用は避けてください。 ■ドライクリーニングは避けてください。 ■プリント部分を裏返しにするか、洗濯ネットに入れてのお洗濯をおすすめします。 ■脱水終了後は長時間放置せず、すぐにひろげて乾燥させてください。 |
乾燥時のご注意 |
■タンブラー乾燥は避けてください。 ■プリント部分には、直接アイロンをあてないでください。 |
その他のご注意 |
■高温の場所に放置しないでください。 ■白(淡色)シャツプリントの場合、布地の劣化(毛羽立ち)により、プリント面が薄くなったように見えることがあります。気になる場合は、アイロン(表面にテフロン処理のされているもの)をかけることで、プリント面が鮮明になります。 ※アイロンにプリントがついた場合は、いらない布で拭き取ってください。 ※アイロン温度:中温~高温〈150~180℃くらい〉(素材の耐熱性にご注意ください。) ※濃色シャツのプリント面へのアイロンがけは避けてください。 |